2022.11.21 03:50

子どもや若者の活動を持続可能なものにしていくために

10月27日、文部科学省が２０２１年度の「問題行動・不登校調査」の結果を公表しました。小中学校の不登校は昨年の２５％増の24万4940人で過去最多となる中、高校生年代においても長期欠席や中退者数が増加しています。

私たち文化学習協同ネットワークでは、高校生年代の「もう一つの学びの場」として、フリースクールコスモ高等部を立ちあげました。10代後半という子どもから大人への移行期に、誰もが学びたいときに学びなおし、生き方としての「進路」を豊かに模索していける場を目指して取り組んでいます。

認定特定非営利活動法人文化学習協同ネットワークでは、本日から2022年11月30日までの1ヶ月間を【寄付月間】に定め、キャンペーンを実施します。

協同ネットでは、自治体や国の委託による事業のほかに、皆さまの「寄付」のご協力があってはじめて成立している活動がたくさんあります。「コスモ高等部」「フリースペースコスモ」「交流スペースLink（居場所事業）」「訪問支援事業」など。

他にも、若者が週4日通う、「風のすみかベーカリー研修」や「DTPYouthLab研修」に通う際の交通費の支払いにも直接、皆さまの「寄付」が活用されてもいます。

行政のみなさま、専門機関のみなさま、ご家族のみなさまには、「素晴らしい取り組みですね」と温かいお声掛けをいただいておりますが、「寄付」のご協力のない中では、持続可能なものではありません。

今回は、立ちあがったばかりのコスモ高等部の活動をメインターゲットに、取り組みのより広い認知とサポーター（寄付会員）の獲得を目指します。皆さまのご協力をお待ちしております。

関連イベントや寄付方法など詳細はウェブサイトをご覧ください！

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Youth Lab

1974年より、子どもたちの学習支援や不登校児童の居場所づくり、若者の社会参加や就労支援を行ってきた、文化学習協同ネットワーク（認定NPO)と若者たちが出会う人や世界について、そして、若者たちが自分自身を再発見するための学びの時間について発信していきたいと思います。